山岳ガイド 小川さゆりさんへ感謝を。



木曽駒ヶ岳の登山記は 終わりましたが
今回同行していただいた 山岳ガイド 小川さゆりさんについて 少し書きたいと思います。


NHKの山番組 「にっぽん百名山」の「空木岳」の回で ガイドで出演されていらっしゃいました。
私は、この番組が大好きで 毎回録画して見ているのですが
当日のガイドさんが「小川さゆりさんです。」と聞いた時、
まさか!あの小川さんかしら!!と、思ったら あの小川さんでした。








駒ケ岳の頂上にいたのは わずか15分です。
ツアー参加者が集合し 下りはじめる少し前に聞いたお話を。





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2014年の御嶽山大噴火は 記憶に新しいところですが
小川さんは、この日 まさにその場から奇跡の生還を体験されたかたでした。

噴火口からわずか350m。
あの噴火口から、もっとも近い場所にいて 生きて帰って来られたこと。
それは、奇跡以外の何者でもないと思います。




山頂での小川さんの話。


「これから登る山が 危険な場所であると、少しでも思った人はいらっしゃいますか?
最初に、これから登り始めるあの千畳敷で、これから噴火が起こるなどと思った人はいらっしゃいますか?
あの日の御嶽山の時も 誰もそのようなことを思った人はいなかったはずです。
しかし、噴火は起きてしまった。
今日、これから楽しい登山をはじめる、という千畳敷で、私は あえて厳しい話をしました。
自分の命は 自分で守る。
山ではその意識がもっとも大切だと思っているからです。

生死をわけたことは、もちろん運もありますが、私は危機に遭遇した時 瞬時にどう行動するかの危機意識がもっとも大切だと実感しました。
噴火直後の最初の1分、その1分ですぐにその場を離れた人は 大半が助かっています。
しかし、その1分をその場から動かずにいた方々は、不幸な結果となってしまいました。
経験、体力、知識、当然大切な事ですが、
今、皆さんに意識していただきたいことは、この瞬間にも噴火が起こる可能性があること、
そして、すぐにでも出来る事は その時に自分がどう行動するかという意識を持つことです。





今、私の記憶を呼び起こして書いていますので、一字一句は同じではありません。
小川さんが伝えたかったことの半分も 表現できていないかもしれませんが
どうしても、ブログに記録したいと思いました。








雷雲がかかって、御嶽山はこの日は見ることが出来ませんでしたが
雲がなけれは この方向に綺麗に見えるはず。
こちらの方向を向いて・・・


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・・・・・・・・・ 黙祷 ・・・・・・・・・








1分間





黙祷の1分は とても長く感じました。
小川さんは、この1分があれば 自分の行動を決めることが出来るはずとおっしゃいました。





私の心の奥深くに響きました。
涙が出てきました。









山は、美しくて過酷です。
でも、また行きたくなります。


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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

しかし、私の拙い文章では 小川さんの言葉を、思いを伝えることはとても難しく
こうして書いていても、言いたいことの半分も表現できていません。
いいえ、小川さんの思いを私が伝えるなどとは 思い上がりも甚だしいことでしょう。

でも、私が感じたことをただ お伝えするのではなく
少しでも それぞれ何かを感じ取っていただければ それだけで嬉しいことと思います。





こちらの記事を是非、読んでいただければと思います。








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by butanekoex | 2016-08-12 08:32 | 登山 | Trackback

うちのオッッチャンこと、夫と二人暮らしの50代夫婦の日々。毎日を飾らずに暮らしたいと思っています。


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