牛石ヶ原の伝説 ~大台ケ原
2016年 11月 04日
正木ヶ原をあとにして、次の目的地を目指します。
雨が降りそうで、降らない。
歩を止めると 一気に体温が下がる。道はなだらかなので、休憩をとらずにゆっくりとあるき続けます。
立ち枯れたトウヒや倒木と紅葉が交互に現れる 不思議。
「一本ダタラ」伝説の 牛石ヶ原
ある日修行僧がやってきて妖怪たちを牛石に封じ込めましたが、一本足・一つ目の「一本ダタラ」だけが逃げてしまいました。
妖怪は年一回、付近を通る旅人を襲って食べるといいます。猟師が死闘の末、怪物を撃ち取ってみたところ、正体は背中に笹を生やした大イノシシだったと伝えています。
天保年間、紀州藩士仁井田長群の紀行文「登大台山記」という古書に
「大禿に牛石があり、昔、役ノ行者が牛鬼を押さえた場所で、そのふせ残りを理源大師がこの牛石に封じ込めたという。
この石にさわれば白日瞑闇になり咫尺(しせき)モ弁(わきま)ヘザル」にいたるといい、猟師も恐れて近よらず」
との意味の記述があります。
「神武天皇像」
そして、いよいよ次はメインのダイジャグラへ!
後少しですが、つづきます。
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by butanekoex
| 2016-11-04 08:16
| 登山